素材へのこだわり

伝統、継承、そして進化…
谷常のあんづくり

明治元年の創業からお菓子へのこだわりは変わりません。
たとえば、“あん”作り。北海道十勝で契約栽培される最高級小豆のみを使用し続けるのは味へのこだわりのほんのひとつです。

 産地や栽培法にも吟味した厳選素材はもちろん、伝統製法そして菓子づくりには欠かせない清らかな水や澄んだ空気までもが最高の素材となります。豊かな自然の残る兵庫北部に位置する八鹿町。ここで谷常のお菓子はつくられます。素材を煮る、蒸す、焼き上げる、このような作業のひとつひとつにも、最高の菓子づくりへの想いが込められ、谷常ならではの美味しくて、そして安心してお召し上がり頂けるお菓子が出来上がります。
 その味は天皇皇后両陛下来但の際、上生菓子献上という栄誉のみならず、茶道界など各界の著名な先生方からも永きにわたり、多くの御用命を頂いております。

谷常が使う素材の紹介

小豆

餡の品質の決め手となる小豆は、大粒で美しい色あいと形のそろった最高級といわれる北海道十勝産小豆のみを使用しています。現地の幕別農協と契約を結び、厳選された高品質小豆が毎年北海道より優先的にコンテナで直送されています。

地卵

地元豊岡市で有名な岡養鶏所の地卵を使用しています。大自然の中で日光をいっぱいに浴び、国産緑茶、有機牧草、海藻など良い餌のみを食べている元気な鶏の卵はとても鮮やかな黄色でぷるんとハリがあり栄養満点。

生クリーム

鳥取県大山地方の豊かな自然の中で栄養豊富な牧草で育っている牛から採られる濃厚な生乳を使用し、独特のレシピで上品でなめらかな生クリームに仕上げています。

米粉

地元養父市八鹿町の蛇紋岩地層で生産されている国内でも希少な「蛇紋岩米」を米粉にしています。最大の特徴はミネラルが豊富で栄養価が高く、上品な甘味としっとりとした食感です。谷常では、ロールケーキや焼き菓子にこの米粉を使用し、地元素材を積極的に活用しています。

バター

南九州の霧島山麓に広がる酪農地で採取される新鮮な牛乳から作られる「高千穂バター」を使用しています。生産できる季節が限られている希少価値の高い高品質バターです。  

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